大腿骨頭の血流障害によるペルテス病
ペルテス病とは
ペルテス病は、子どもの股関節にある大腿骨頭に血流の障害が起こり、骨の形が変化していく病気です。学童期の子どもにみられ、歩き方の変化や足の痛みをきっかけに気づかれることがあります。小児整形外科で扱われる代表的な股関節の病気の一つです。
👣 よくみられる症状
足をひきずるように歩くことがあります。股関節だけでなく、太ももや膝の痛みとして感じることもあります。運動のあとに痛みが目立ったり、股関節の動きがかたくなったりすることもあります。こうした変化は少しずつ出ることがあります。
🔎 診断と経過
診察では歩き方や股関節の動きを確認し、画像検査で状態をみていきます。病気の経過は長く、骨の形が変化する時期から修復される時期まで、継続してみていくことが大切です。年齢や股関節の状態によって、経過の見通しは変わります。これは一般的な小児整形外科の診療方針からも自然にいえる内容です。
🛋️ 治療の考え方
治療は、股関節への負担を減らしながら骨頭の形を保つことが中心になります。経過観察、動きの維持を意識した対応、装具や手術が検討されることもあります。治療法は年齢や進み方で変わるため、詳しい方針は小児整形外科で判断されます。
📌 受診の目安
次のような様子があるときは、早めの相談が大切です。
片足をかばって歩く
股関節や膝の痛みが続く
走ると痛がる
足の開きが悪い
痛みがなくても歩き方が不自然

